メーカーの製品発表会は数多くあれど、最近のアップルの会議ほど人々の注目を集めているものはないだろう。1月恒例のマックワールド、および6月のアップル開発者会議(WWDC)と、開かれるたびに驚くような新製品や新サービスが発表される。今や数ヵ月前から「今度はどんな新製品か」とさまざまなうわさが飛び交うほどだ。
6月9日のWWDCでのスティーブ・ジョブズの基調講演もしかり。発表された製品自体は、昨年発売されたiPhoneのセカンド・バージョンだが、高速通信3G対応や企業向け機能を搭載し、さらに大幅な値下げを断行するなど、ファースト・バージョンから格段と進化した。
興味深いのは、そうした発表の中に必ず毎回、アップルが企業として目指す新しいビジネスの方向が見て取れることである。
新しいiPhoneをざっとおさらいすると、次のようになる。
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